第三章 |
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ごくっ、ごくっ。
ドリンクを飲みながら彼女の部屋を観察する。
下着と同じで、ピンクづくしの彼女らしい部屋だ。
かなり掃除が行き届いていて、埃一つないと例えてもいい。
ぬいぐるみや電源周りに盗聴器を仕込むのは常套手段だが、
もしかしたらあの親のことだ。気付くかもしれない。
どうもあの親は俺を疑っているようだし、ここは慎重にした方がいい。
まあ、そのうちあの親もはめてやるが。
「くっ、、」
そうこう考えている間に視界が暗転する。。。
なん。。だ。。。。こ。。れは。。。
ただのオレンジジュースだと思っていたドリンクを床にぶちまけながら、
俺の意識は途切れた。はめるつもりがはめられた。
つづく
投稿者 w8b4ac | 返信 (0) | トラックバック (0)